先輩受講生の就農パターンは様々です。
受講までの経緯、農業への思いなどをインタビューしました。
第5期生
(2024年度)
田中 圭介さん
社会人になってから就農
私立大学の文系の学部を卒業後、17年間JAに勤務していました。営農指導分野で農家支援や販売・購買事業を行っていました
三鷹市で生まれ育ったため、就農するなら東京以外考えられませんでした。他県での就農についても調べましたが、やはり消費者が多い東京で就農したいという思いが勝りました。
就農を志したいと思ったときに、いちばんネックになっていたのが40代という年齢のことでした。でも、アカデミーのホームページを見たら、同じ世代の人が研修・就農していることがわかり、ここで学べば就農も可能だと思ったからです。
興味があったら、1度見学会に来て相談してみてください。ホームページの情報だけではわからないことがたくさんあります。先輩のほ場も見学させてもらえますので、どのように研修するかもイメージがつかめると思います。
デスクワークと違って身体を使う作業が多いことは覚悟していましたが、思っていた以上に身体への負荷を感じています。一方、デスクワークを離れ、電話に追われることがなくなって時間に余裕ができたように思います。
8時50分に朝礼があり、その後すぐにほ場に出ます。もちろん座学もありますし、作業場で出荷調整も行いますが、9割くらいは屋外での作業という印象です。
JAにいたので、病害虫についての基礎的な知識はありました。でも、実際にほ場で野菜を育ててみないとわからないことが多いです。作物の生長の過程が見られて実感が湧いています。露地栽培のトマトがこんなに割れやすいんだとか、鳥による被害が多いといったことも、ほ場で学んでいます。
とてもきめ細やかに教えてくださいます。わからないことはなんでもその場で教えてもらい、また就農後のビジョンについても相談しています。
みんな同じ目標をもって進んでいく仲間です。同期の中では最年長なのですが、先陣を切って進むタイプではないため、ちゃんとついていかないと、と思っています。
先輩方は1年後の就農に向けて、計画を立てて歩みを進めています。ほ場での作業を一緒にすることはありませんが、出荷調整作業などを一緒にやりながらいろいろ教えてもらっています。
まだ具体的にはなっていないのですけれど、できれば生まれ育った三鷹市付近でやっていきたいと、農場長に相談しています。果菜類を中心にして、JAに卸すほか、庭先販売もできればと考えています。
興味があったら、1度見学会に来て相談してみてください。ホームページの情報だけではわからないことがたくさんあります。先輩のほ場も見学させてもらえますので、どのように研修するかもイメージがつかめると思います。