先輩受講生の就農パターンは様々です。
受講までの経緯、農業への思いなどをインタビューしました。
第4期生
(2023年度)
熊川 健さん
社会人になってから就農
鉄道・駅の設備の設置やメンテナンスを行う会社に勤務していました。さまざまなものを企画から作り上げることもしていました。その会社に転職する前は、野生動物の調査を行っていました。
東京でも特に八王子近辺で就農をしたいと考えています。自然がありながらも、中央道や圏央道が通ってアクセスもよく、人が集まりやすい最高な場所だと思います。
東京の農業を盛り上げたいという趣旨に共感しました。魅力を感じていた八王子という場所にアカデミーがあったことも大きかったです。
こういう農業をやってみたいというビジョンがあったら、説明会で正直にぶつけてみてください。応えてくれます。なんでも吸収したいという気持ちがあれば、いくらでも教えてくれて、農業に関することは広く学べる学校です。
想像していた以上に、苦労が多い作業だと感じています。こんなにたくさんの種類の農薬があって、使い分けなくてはいけないことなどにも驚いています。
朝礼から始まって、すぐにほ場に出ます。夏野菜ができる時期は毎日収獲があります。暑い時間帯は収穫した野菜の調整作業をします。
印象的なことがあり過ぎてしぼりきれません。虫のこと、病気のこと、その対策で使う薬品のこと。知らないことばかりでしたので。
いろいろな分野のプロフェッショナル集団です。研修生の人数が少ないので、一人にかけてくれる時間がたっぷりで、親身になって教えてくれます。
全員意識が高くて、就農後の経営はどうする?といったことをよく話し合っています。日々、新しいことを学んでいく中で、皆お互いに励まし合ったり助け合ったりしながら切磋琢磨(せっさたくま)しています。
先輩たちは自分の農地をもって作業していますが、みんなバリバリやっていて、そうなりたいという気持ちと、1年後に自分がそこに至れるのかという思いがあります。
種まきなどの農作業も体験できるような、新しい形の観光農園をつくりたいと模索しています。農業を通してたくさんの人が楽しめて、喜んでくれるプラットフォームにしたいと思っています。
こういう農業をやってみたいというビジョンがあったら、説明会で正直にぶつけてみてください。応えてくれます。なんでも吸収したいという気持ちがあれば、いくらでも教えてくれて、農業に関することは広く学べる学校です。