先輩受講生の就農パターンは様々です。
受講までの経緯、農業への思いなどをインタビューしました。
第4期生
(2023年度)
佐藤 敦史さん
社会人になってから就農
自動車販売店で店長をしていました。20年ずっと営業職で働いていました。
東京は人口が多く、販売機会が多いというのがいちばんの理由です。新規就農者ならではの視点で新しい農業を目指したいと考えているので、その可能性が高いのも東京だと思いました。
農業の経験がまったくなかったので、2年間かけて学べることが魅力でした。1年でしっかり基礎を学び、2年目にはアカデミー内で自分の畑を担当し、実際に栽培できるカリキュラムも素晴らしいと思いました。
もし年齢でためらっている方がいたら、諦めないでトライしてみてください。45歳の僕でも受け入れてもらえましたから。体力的な不安をもつ方もいると思いますが、農機具をうまく取り入れ、効率のよい農業を考えればやり方はたくさんあると思います。
まずは座学で学んでから農作業を行うのかと思っていたのですが、実際には身体で覚えることが多いです。野菜の状態を見て、それに応じた対処が必要なので、教科書通りにはならないということを学んでいます。
8時50分の朝礼を終えたら、すぐにほ場に出ます。季節によって変わるのかもしれませんが、初夏は夏野菜の収穫期だということもあり、ほ場にいるのが9割、座学は1割くらいの感覚です。
農機具については驚くことが多いです。さまざまな最新の農機具を取り揃えてくれているので、就農後にどれを導入すべきかを考えながら使っています。
皆さん気さくで明るく接してくれます。同じことを何度も聞いてしまうのですが、その都度ていねいに教えてくださいます。
お互いに将来の農業経営についてアイデアを出し合ったり、それに対するアドバイスをし合ったりしています。一生の仲間に巡り会えたと感じています。
アカデミーのほ場で自分の畑を担当して実践している姿を見ると、自分が1年後にこうなれるのだろうかと不安になりますが、頼もしい後ろ姿を見せていただいています。
ラディッキオ、ロマネスコ、ケール、ズッキーニ、ハーブなど特長のある西洋野菜を育てて、地元の飲食店に卸したいと考えています。
もし年齢でためらっている方がいたら、諦めないでトライしてみてください。45歳の僕でも受け入れてもらえましたから。体力的な不安をもつ方もいると思いますが、農機具をうまく取り入れ、効率のよい農業を考えればやり方はたくさんあると思います。