東京農業アカデミー 八王子研修農場

先輩受講者の声

先輩受講者の声

先輩受講生の就農パターンは様々です。
受講までの経緯、農業への思いなどをインタビューしました。

先輩受講者の声

第1期生
(2020年度)

武本 信雄さん

社会人になってから就農

東京農業アカデミーに入学する前は何をしていましたか?
IT企業でシステムの販売をしていました。40歳を迎え、残りの人生について考えるようになったころ、久松達夫さんの「小さくて強い農業をつくる」という本を読んで、農業に関心を抱くようになりました。
なぜ東京で農業を目指すのですか?
家が東京にあることが大きな理由です。また、田舎には農地はあるけれど、マーケットに出すまでが大変だと思い、消費地の近い東京に魅力を感じました。
東京農業アカデミーへの参加の一番の決め手は?
東京都のウェブサイトで東京農業アカデミーのことを知りました。新規就農者が利用できる国の補助金には年齢制限があり、私は対象外なので、自分で農地を見つけることが就農への近道だと考えていたのですが、東京農業アカデミーなら農地のあっせんまで後押ししてくれるのではないかと考えました。

東京農業アカデミーに入学して一番良かったことは、毎日畑仕事をしながら学べることです。東京都の広い農場があって、充実した設備や機械が使えますし、指導員の先生はどんな質問にも答えてくれます。

先輩受講者の声
研修に参加して研修前とのギャップはありましたか?
圃場に行くと毎日学ぶことがたくさんあり、農業は奥が深いことがよくわかりました。また、収穫したての作物がすごくおいしいことや、見た目が悪くても味が変わらないこと、品種によっての味の違いなどを知りました。ここでのすべての体験がお客様に説明する根拠になると思っています。
これまでの研修で印象的だったことは?
トウモロコシを栽培中にネットを張っていたのにもかかわらず、獣害に遭ったことです。また、害虫のアワノメイガもつきました。店頭で売られているようなきれいなトウモロコシを作るのは大変なのだと感じました。
指導員の雰囲気は?
何を聞いてもちゃんと答えてくれるから頼もしいです。
先輩受講者の声
同期の方の雰囲気は?
5人いる仲間は年齢もバラバラですが、仲良くやっています。
研修終了後に計画している就農像はありますか?
自宅の近くでまとまった農地を取得して、採れたてがおいしいトウモロコシや枝豆を栽培していきたいです。農業は地域の人たちと関わらないとやっていけないと思うので、身近な人においしい野菜を食べてもらうことで地域貢献したいと考えています。まずは一人でちゃんと税金を納められるぐらいになりたいというのが目標ですが、軌道に乗ったら農福連携や食育など、いろいろなかたちの地域貢献を考えていきます。