東京農業アカデミー 八王子研修農場

先輩受講者の声

先輩受講者の声

先輩受講生の就農パターンは様々です。
受講までの経緯、農業への思いなどをインタビューしました。

先輩受講者の声

第3期生
(2022年度)

中村 しのぶさん

社会人になってから就農

東京農業アカデミーに入学する前は何をしていましたか?

介護職をしていました。高齢者のデイサービスと、かけもちで重度の障がい者の訪問介護もやっていました。

なぜ東京で農業を目指すのですか?

父の大病をきっかけに、家族での就農を考えるようになりました。地方も検討しましたが、やはり生まれ育った東京で農業を営みたいと思いました。

東京農業アカデミーへの参加の一番の決め手は?

自宅から5分で通学できるところにある学校ということで、ここしかないと応募しました。

日々実習をしていると、価値観や幸福感が本当に変わっていく気がします。食べることに感謝できるようになりますし、草や木、空を見ても今までとは違う見方になります。土に触ることの素晴らしさを感じられますよ。

先輩受講者の声
研修に参加して研修前とのギャップはありましたか?

学校ということで座学が多いのかなというイメージがあったのですが、圧倒的に現場作業のほうが多いですね。やっぱり身体で覚えることは大事だと痛感しています。

これまでの研修で印象的だったことは?

トマトとトウモロコシの畑に大きな防鳥ネットを1日がかりでつくったことです。職員を含めて12~13人で3mの鉄管パイプを運んだり、ハンマーで打ち付けたりする作業は大変でしたが、一人ひとりの力が集まればどれだけ強い力になるかを実感しました。

指導員の雰囲気は?

とにかく楽しいです。不安なことや疑問に思ったことはすぐにぶつけるようにしています。ていねいに教えてくれるので、不安が取り除かれます。

先輩受講者の声
同期の方の雰囲気は?

まだ数カ月しか経っていないのに、何年も一緒にやってきたような感覚です。就農後も助け合いながら、おじいちゃん、おばあちゃんになっても付き合っていきたい仲間です。

先輩研修生の取組状況を見て感じることは?

毎日忙しそうにされています。農地が決まっていたらその農地の手入れをしたり、パソコンとにらめっこしながら経営計画を立てたりしています。そんな中で、「来年やるからこういうのも覚えておいたほうがいいよ」といったアドバイスをくれます。

研修終了後に計画している就農像はありますか?

できるだけ家に近いところでタマネギ農家を目指しています。学校給食に卸したり、高齢者・障がい者施設などにもおいしい野菜を届けたりできたら、と思っています。